2010年11月8日月曜日

結婚式(その2)

つづき

日高でまると出逢った年に、実は、他にもたくさんの出会いがあった。ヒロ、エリ、ミキティ、コウダイ、かんち、やーちなどなど。皆、実習やらボランティアやら。

日高山脈冒険隊という無茶苦茶な看板事業のオレも随行担当。
まる、ヒロ、えり、コウダイ、ミキティがスタッフとしていた。
当時は7日間のキャンプ。(翌年から14日間)
マウンテンバイクで襟裳岬を目指しているときに、本州に上陸した台風の影響が強く、大雨、強風。しかたなく行程を変更し、施設に戻る。
キャンプ6日目。最後の夜なので、お別れ会的な催しを催す。
前日の夜にみんなで練習した「みちくさ」を熱唱。
しかし、豪雨の雨音でなにも聴こえない。
とにかく豪雨。
とりあえず、無事に最後の夜のプログラムを終え、
参加者とボランティアスタッフは宿泊棟へ。
参加者の就寝時間を見守り、スタッフは事務室の奥で、打ち上げ。パーティの余り物を堪能♪
していると・・・
突然停電。
すぐに非常電源で復旧。
また停電。
復旧。
そんなことを繰り返しているもんだから、
「こどもたち部屋でさわいでるんじゃ?」と
宿泊棟に向かうオレたち。

すると宿泊棟の方から別の利用者が2人ほど歩いてくる。
疲れからか少しイライラしていたオレは
「もう消灯時間すぎてますよ。部屋に戻ってください」と。
すると彼らが反論。
「いや、サンゴの家(部屋のなまえ)に楽器置いてるんだけど、なんか浸水してるんじゃないかって噂を聞いて・・・」
「? 浸水?」
「こっちで確認しますから、とりあえず戻ってください」

ボランティアさん数名をこどもたちが泊まっている宿泊棟へ向かわせ、浸水の確認を・・・
すると、東口玄関というげんかんの前に大きな水たまりが・・
幸いサンゴの家は被害が無かったが、「これはまずい」と思い、すぐさま事務室に引き返してみた。
すると・・・だれもいない・・・
あれ?あれ?
ともう一度事務室を出てみると、懐中電灯をもった宿直職員が
「たに、これみてみ」と懐中電灯をガラスにてらすと・・

ガラス張りの外にあるはずのない、濁流が!
しかも腰の高さくらい・・・

えええ??
これやばいじゃん!!

そこからは・・・通報、避難、誘導・・・

事業最終日は周辺道路も決壊し、解散もできない状態。
避難所から施設に戻ってみると、館内を泥水がながれていました。

そうそう、まるね。
まるはこの日で実習を終え、大学に戻る予定。

しかし、彼は予約していたフェリーをキャンセルし、
このあと1週間ほど、復旧作業を手伝っていってくれたのだ!


その1週間が、ぼくらの人生を大きく近づけるきっかけになった。
「将来どうすんだ?」「なにがしたいんだ?」などなど

「あしがらってとこに、すげーおもしろいことやってるおもしろい人がいるんだぜ」「紹介するから、こんどいっしょにいってみようよ」

そうしてだまされたまるはこの年の秋「パパゾウ」と出逢ってしまう。
時を同じくして、「パパゾウ」の講義に参加したり、macoのキャンプを手伝うようになっていたみゆきも、うまくだまされ、この年「あしがら」に連れて行かれる。
それが「第一回 キタのクニカラinあしがら」だ。


ここで2人は出逢うことに・・・

つかれたから、こっから先はふたりにきいてー

maco

0 件のコメント:

コメントを投稿